もう止められない。発酵食品が、50代の私の人生を変えた。
この春、50代最後の誕生日を迎えた。
去年の夏に健康診断の結果を見て、「ちょっと発酵食品でも食べてみるか」と始めたことが、いつの間にか「発酵のある暮らし」になっていた。
今日は、そのことをちゃんと書き残しておきたい。
「虜になった」と気づいた瞬間
先月、出張先のスーパーに立ち寄ったとき、地元の味噌を売っているのを見つけた。その地域特有の麹の使い方で作られた珍しい味噌だった。
私は迷わず2種類買った。スーツケースに入れて、丁寧に持ち帰った。家に帰ってすぐ味噌汁にして飲んで、「これは美味しい」と思った。
「あ、自分は発酵食品が好きなんだ」と、そのとき初めてはっきり自覚した。
去年の夏、「発酵食品ってそんなにいいの?」と半信半疑だった自分が、今は旅先でご当地の味噌を買い漁っている。人は変わるものだ。
今の「発酵食品のある暮らし」
現在、我が家の食卓には常に何種類かの発酵食品がある。
- ぬか床(3種類の野菜が常時漬かっている)
- 自家製ヨーグルト(週2回仕込む)
- 手作りキムチ(月1回、2kgを仕込む)
- 天然醸造の味噌(2種類を使い分ける)
- 納豆(毎朝欠かさず)
これに加えて、最近は甘酒と塩麹にも手を出した。塩麹は料理の下味に使うと、素材の旨みが引き出されて驚く。炒め物も蒸し鶏も、塩麹を使うだけで格段においしくなる。
体はどうなったのか
半年のときに書いたことに加えて、更に変化があった。
年明けに受けた健康診断で、コレステロール値が正常範囲に戻った。血糖値も改善傾向にある。数字が改善されたことで、主治医からも「食生活の変化が出てきましたね」と言われた。
体重は合計で2.8kg減。食事制限は一切していない。発酵食品中心の食生活が、自然と「腹八分目で満足できる体」を作ってくれたのかもしれない。
何より、「病気が心配」という漠然とした不安が減った。体を信頼できるようになった感覚がある。
発酵食品が教えてくれたこと
10ヶ月を経て、発酵食品から学んだことがある。
急かしても、良いものはできない。 発酵は時間と菌が作る。人間は環境を整えるだけだ。人生も、仕事も、少し似ている気がする。
小さな積み重ねが、やがて大きな変化になる。 毎朝の納豆1パック、毎晩のぬか床かき混ぜ1分。それだけで、半年後には別の体になっていた。
生き物と向き合うことは、自分と向き合うことだ。 ぬか床の状態を見るとき、ヨーグルトが固まるのを待つとき、気持ちが静かになる。
これからのこと
このブログを書き続けながら、もっと発酵の世界を探っていきたい。
次は、自家製の味噌作りに挑戦しようと思っている。大豆を炊いて、麹と塩を混ぜて、1年後に食べる。1年という時間を食べ物に預けるということ。
50代から始めたって、遅くない。
むしろ、今が一番体のことを真剣に考えられる時期かもしれない。これからも、発酵食品と一緒に、丁寧に歳を重ねていきたい。
読んでくれた方へ:このブログを最初から読んでくれた方、ありがとうございます。半信半疑の素人がここまで変わったのだから、あなたも一緒に「発酵のある暮らし」を始めてみませんか。まず納豆一パックから。
Toshi Ferment について
発酵食品と健康を愛する50代・Toshiの食と暮らしの記録。2025年夏スタート。毎月更新。