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発酵食品って、そんなにいいの?50代の私が、ちょっと気になり始めた話


先日、会社の健康診断の結果が戻ってきた。

数字を眺めながら、正直、ため息が出た。コレステロールの値、血糖の値、体重。どれも「まあ、こんなもんか」という結果だったのだけれど、医師からひとこと。

「食生活、見直してみましょうか」

きっかけは、妻の一言だった

その話を家でしたら、妻がすぐに言った。「発酵食品、試してみたら?」と。

妻はここ数年、なんとなく体の調子がいいと言っていて、聞けば味噌汁を欠かさず飲んでいるという。「腸が大事なんだよ」と得意げに話してくれたが、正直なところ、「発酵食品で腸が整う」というのがどういうことなのか、私にはさっぱりわからなかった。

発酵食品。納豆、味噌、醤油、漬物、キムチ…。

言われてみれば、日本の食卓にはたくさんある。毎日のように食べているものもある。でも、それが「健康にいい」というのは、本当なのか。テレビのCMや健康番組でよく聞くけれど、どこまで信じていいのか。

半信半疑のまま、少し調べてみた

スマートフォンで「発酵食品 健康 50代」と検索してみた。

出てきたのは「腸内フローラを整える」「免疫力アップ」「老化防止」といった言葉の数々。なんだか大袈裟な感じもするが、よく読むと「腸内環境が全身の健康に影響する」という研究は、近年かなり本格的に進んでいるらしい。

腸内には100兆個以上の細菌が住んでいる、という話を読んで少し驚いた。100兆。想像もできない数だ。その細菌たちのバランスが崩れると、消化器系だけでなく、メンタルや免疫にも影響が出るという。

「なんか、大事そうだな」

とりあえず、そう思った。

まずは「意識する」ところから

難しいことを始めようとは思っていない。サプリメントを箱で買ったり、変な食事制限をしたりする気もない。

ただ、これまでなんとなく食べていた発酵食品を、少しだけ「意識して」食べてみようと思う。

納豆を食べるとき、「これは発酵食品だ」と思いながら食べる。味噌汁を飲むとき、「これも発酵だ」と思いながら飲む。それだけでいい。

50代になって初めて、食べることをちゃんと考えようとしている自分が、少し滑稽でもあるけれど。まあ、遅すぎることはないだろう。

次回は、実際に「毎日納豆」を試した1週間の話を書こうと思う。

そもそも、発酵食品とは何なのか

調べていくうちに、「発酵食品」という言葉の意味をちゃんと理解したくなった。

発酵とは、微生物(細菌・酵母・カビなど)が食材の中の糖やタンパク質を分解し、新しい成分をつくり出す過程のことだ。腐敗とよく似ているが、人間にとって有益な変化が起きるのが「発酵」と定義されている。

改めて日本の食卓に並ぶ発酵食品をリストにしてみると、こんなにある。

納豆(納豆菌)、味噌・醤油(麹菌+乳酸菌)、ぬか漬け(乳酸菌)、キムチ(乳酸菌)、甘酒(麹菌)、酢(酢酸菌)、ヨーグルト・チーズ(乳酸菌)——。

これほど多くの食品が「発酵」という共通点を持っていたとは、今まで意識したことがなかった。毎日のように食べていたのに。

発酵の過程で生まれるのは、菌そのものだけではない。食材の栄養が分解・変化することで、生の状態よりも消化吸収しやすくなり、ビタミンやアミノ酸が増えることもあるという。日本人が長い歴史の中で食べ続けてきた理由が、少しわかる気がした。

ひとつ覚えておきたいのは、「毎日、少しずつ続けること」が大切だということだ。一時的に大量に食べても意味がなく、習慣として取り入れることが腸内環境の改善につながるらしい。焦らず、少しずつ。それが私のスタイルに合っている。


このブログは、発酵食品の素人である私・Toshiが、50代からの食と健康を探っていく記録です。専門家ではありません。気楽にお付き合いください。

50代の体は、20代・30代とは違う

40代までは「体は勝手に回復するもの」だと思っていた。

多少無理をしても翌朝には戻る。食べ過ぎても数日で元に戻る。そういう感覚で生きてきた。でも50代に入ってから、それが通用しなくなってきた。

疲れが翌日に残る。胃もたれが続く。肩こりが慢性化する。健康診断で毎年何かしら引っかかる。「年のせいだから仕方ない」と思い続けていたが、椎間板ヘルニアで入院して初めて「このままではいけない」と本気で思った。

50代の体は、放っておけば確実に下り坂を進む。でも、手をかければ応えてくれる。その両方が本当だと、今は確信している。

発酵食品を「意識する」ことの意味

「発酵食品を意識して食べる」と決めた日から、食事への向き合い方が少し変わった。

スーパーの棚を見るとき、「これは発酵食品か」と考えるようになった。納豆、味噌、醤油、キムチ、ヨーグルト。以前は何も考えずに手を伸ばしていたものが、「これは生きた菌が入っている」という視点で見えてくる。

同じものを食べるのでも、「なぜ食べるか」を知ってから食べると、何かが変わる気がする。栄養の吸収率が変わるわけではないかもしれない。でも、自分の体に意識を向けること自体が、健康への最初の一歩だと思っている。

「食べることを大切にする」という感覚を、50代になって初めてちゃんと持てた気がする。

このブログを書き始めた理由

健康のために発酵食品を始めることを決めたとき、記録に残そうと思った。

理由はシンプルだ。続けるためだ。

「今日も食べた」「こんな変化があった」「これがおいしかった」。そういう小さなことを書き留めることで、習慣が続きやすくなる。体験を言葉にすることで、自分が何をしているかを改めて確認できる。

同世代の誰かが読んで「自分もやってみよう」と思ってくれたら、それも嬉しい。50代から食生活を変えることは遅くない。私自身がその実験台だ。

うまくいくかどうかはわからない。でも、やってみなければ何も変わらない。

発酵食品と日本人の長い歴史

発酵食品は、日本人にとって特別なものではない。縄文時代から食べられてきた塩漬け、奈良時代の記録に残る味噌・醤油。日本の食文化は発酵と切っても切れない関係にある。

何百年もかけて受け継がれてきた食の知恵が、現代の科学で少しずつ解明されている。腸内環境、免疫機能、脳との関係。昔の人が経験から知っていたことを、今は科学が証明しつつある。

そう考えると、発酵食品を食べることは「トレンドに乗る」のではなく、「先人の知恵に戻る」ことなのかもしれない。50代になって、そういうことが少し腑に落ちるようになってきた。

発酵食品を続けてみて、「これは長くやっていける」と感じている。特別な意志力も、高い費用も、複雑な知識も必要ない。ただ毎日の食事に、一品加えるだけ。それが今の私の発酵食品との向き合い方だ。半年後、1年後の自分がどう変わっているか。記録しながら確かめていくつもりだ。

先人が何百年もかけて育ててきた発酵の知恵を、50代になってようやく受け取り始めた気がしている。遅かったかもしれないが、今日始めた自分を少し褒めてやりたい。「もっと早く始めれば良かった」と後悔するより、「今日から始めた」という事実が大切だ。50代からでも、体は必ず変わる。発酵食品がそれを証明してくれると、今は確信を持って続けていく。このブログが、その記録になる。読んでいただけるなら、一緒に確かめていきましょう。素人が試行錯誤しながら続けていく正直な記録を、これからもこのブログに書き続けていきます。

※ この記事は個人の体験と公開情報に基づくものです。特定の疾患の診断・治療・予防を目的としたものではありません。健康上の不安がある方は、医師・管理栄養士などの専門家にご相談ください。詳しくは免責事項をご覧ください。