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出張前日、5月に30度。アマタ・チョンブリへ行く前に思うこと。
5月に30度を超えた。
朝から蒸し暑く、外に出ると汗がにじむ。5月とは思えない陽気だ。異常気象、という言葉が頭に浮かんだ。それでもこの暑さはリアルで、肌でしっかり感じた。
今日は走らなかった
朝6時に起きた。いつもならジョギングの準備をするところだが、今日は走らなかった。明日からタイへ出張に出かける。目的地はバンコク郊外のアマタ・チョンブリ工業団地だ。一週間の予定で、その準備に時間を使った。 着替えの確認、仕事の資料の整理、宿の情報の確認。出張前は何かと細々したことが重なる。「これを忘れたら」「あれは持ったか」と頭の中でリストが回転する。ベテランになっても、出張前のこの感覚は変わらない。 走らなかった分、体は少し物足りない気がした。それでも、体が軽い感覚はある。朝起きた瞬間から、動ける感じがある。これは以前とは違う。
旅行じゃない、仕事だ
念のために書いておく。今回のタイ行きは観光ではない。仕事だ。出張だ。 目的地はバンコク市内ではなく、チョンブリ県にある「アマタ・チョンブリ工業団地」だ。日系企業が多く進出している工業地帯で、タイの製造業を支える重要な拠点のひとつだ。観光でバンコクに行く人の多くは知らないかもしれないが、こういう場所で日本のビジネスは動いている。 バンコクの繁華街を歩いている時間は、おそらくほとんどない。それが出張というものだ。 でも私はそれでいい。むしろそれがやりがいだと思っている。仕事で海外に行ける。56歳になっても、そういうポジションで動ける。それは当たり前のことではない。
56歳、元気に行ってまいります
正直に言う。50代に入る前、「50代になったら体が衰える」と思っていた。周りを見ながら、なんとなくそういうイメージを持っていた。実際に疲れやすくなる時期もあった。 でも今、56歳で体が動く。出張に出かけられる。海外で仕事ができる。朝起きた瞬間に「よし、行こう」と思える日が増えた。これは当たり前のことではないと、最近しみじみ感じる。 発酵食品は、ずっと前から食卓に並んでいた。ぬか漬け、味噌、納豆。それが私の普通の食生活だ。走ることも、40代から続けている。どちらも特別なことではなく、日々の習慣として積み重ねてきた。 その積み重ねが、今の体を作っていると感じている。疲れの取れ方が違う。朝のすっきり感が違う。食後の胃腸の動きが違う。 発酵食品が腸内環境を整えて、それが全身の調子につながっている。そういう感覚が、日々の中にある。
明日からアマタ・チョンブリへ
明日、タイへ発つ。最初にバンコクのスワンナプーム国際空港に降り立ち、そこからアマタ・チョンブリへ移動する。空港からは車で1時間半ほどかかる距離だ。 アマタ・チョンブリは、チョンブリ県の南部に位置する大型工業団地だ。1990年代から開発が進み、日本、ヨーロッパ、アジア各国の企業が集積している。製造業の拠点として東南アジアの中でも存在感が大きい。観光地とは無縁の場所だが、そこには本物のビジネスの現場がある。 今回の出張の目的は、技術指導と、現地で働く日本人スタッフへのサービス・教養の指導だ。アマタ・チョンブリには日系企業が集積しており、現地で働く日本人の方々がいる。その方々に対して、直接向き合って届けなければならないことがある。メールやオンライン会議では伝えきれない。現場に立って、顔を見て、話す。それが今回の出張の意味だ。 暑い季節のタイ出張は、体への負担もある。5月のタイは雨季の手前で、気温は35度前後になることもある。今日の東京の30度でさえ「暑い」と感じているのだから、現地はさらに過酷だ。でも、行く。仕事だから。
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タイにも発酵食品がある
仕事が主目的の出張だが、少しだけ楽しみにしていることがある。タイの発酵食品を食べること、だ。 タイ料理といえば、ナンプラー(魚醤)が有名だ。魚を塩で発酵させて作る液体調味料で、独特のうま味と香りがある。タイ料理のほぼすべての料理に使われている、タイの食文化の根幹とも言える発酵調味料だ。 さらにカピと呼ばれる発酵エビペーストもある。エビを塩漬けにして発酵させたもので、カレーベースやソースに使われる。日本の味噌に近い役割を果たしている。 その他にも、タイには地域ごとの発酵食品が存在する。地方の市場や食堂に行くと、普段目にしないものと出会える可能性がある。漬物に近いものもあれば、発酵魚のペーストもある。東南アジアの発酵文化は、日本とはまた違う進化を遂げている。 日本の発酵食品と同じく、それらは長い食文化の中で育まれてきた。気候が違えば、使う素材も、発酵の仕方も変わる。それが地域独自の味をつくる。工業団地の近くの食堂に入ったとき、そういう視点で料理を見てみたいと思っている。

出張前日の体の整え方
出張前日は、特別なことはしない。いつもと同じように過ごす。それが一番だと思っている。 食事は消化のいいものを選んだ。ご飯、味噌汁、ぬか漬け。シンプルだが、体が落ち着く食事だ。出張前に外食で豪華なものを食べる気にはなれない。胃腸を整えた状態で翌日を迎えたい。 睡眠もいつもより少し早めに取るようにした。時差は2時間ほどだから、大きな問題はない。でも移動と環境の変化は体に負担をかける。しっかり眠って出発したい。 水分補給も意識した。30度超えの暑さの中で動いたから、いつもより汗をかいた。発酵食品で腸を整えつつ、水分でコンディションを保つ。これが今の自分の体の整え方だ。
50代の出張と体力
20代、30代の頃と比べると、出張の体への負担は変わった。 あの頃は多少無理をしても翌日にはリセットできた。でも50代になると、移動の疲れが翌日以降に出る。飛行機での長時間移動、環境の変化、現地での仕事の密度。これらが積み重なると、体にじわじわと影響する。 だから今は、出張中も食事と睡眠を意識している。現地で何を食べるか、きちんと寝られるか。これを気にしながら動くようになった。 発酵食品については、現地でできる限り取るようにしている。ナンプラーを使った料理、ヨーグルトを使ったもの。日本のぬか漬けや味噌とは違うが、発酵食品という意味では同じだ。腸を整えることが、出張中のコンディション維持につながると感じている。 50代の出張は、体を大切にしながらこなすものだ。以前のように根性で乗り切るスタイルは卒業した。体と対話しながら、無理のないペースで仕事をする。そう心がけるようにしている。
アジアは初めて。でも発酵はきっとある
実は、アジア圏への出張は今回が初めてだ。ヨーロッパや北米には仕事で行ったことがある。でもアジアは初めて。タイも、バンコクも、アマタ・チョンブリも、すべてが初めての地だ。 だからこそ、少し気になっていることがある。タイの発酵食品のことだ。 日本で調べた範囲では、タイにはナンプラーという魚醤がある。魚を塩で発酵させて作る液体調味料で、タイ料理の多くに使われているらしい。日本の醤油と役割が似ていると聞いて、親しみを感じた。どちらも発酵で旨味を引き出した調味料だ。原料が魚か大豆かの違いはあっても、「発酵で美味しさを作る」という発想は同じだ。 カピという発酵エビペーストもあるという。エビを塩漬けにして発酵させたもので、カレーのベースに使われる。日本の味噌に近い役割だ、と読んだ。 初めてのアジアで、現地の発酵食品に触れられたら、それはそれで大きな発見になるだろうと思う。工業団地の近くに地元の人が通う食堂があれば、入ってみたい。観光客向けではなく、現地の日常の食事の中に、発酵の知恵が宿っているはずだ。仕事の合間に、そういう場所に立ち寄れる余裕があればいい。
56歳、仕事で海外に行けることへの感謝
もう一度、書いておきたいことがある。 56歳で、仕事で、海外に出かけられる。それは私にとって、当たり前のことではない。体が動く。頭が動く。仕事が動く。そのすべてが重なって、今回の出張がある。 発酵食品を毎日食べて、週に何度か走って、それを長年続けてきた。その積み重ねが今の体を作っている。体が整っているから、仕事も動ける。仕事が動くから、充実した毎日がある。この好循環が、56歳の自分を支えている。 タイのアマタ・チョンブリで、しっかり仕事をしてくる。現地の取引先と話して、工場を見て、自分の目と体で確かめてくる。それが出張の目的だ。観光ではなく、仕事として現地に立つ。それが今の私の役割だ。
帰ったらまた走る
バンコクから戻ったら、また走る。体が整っていれば、帰国翌日でも走れるかもしれない。それを楽しみにしながら、明日の出発を迎えようと思う。 発酵食品と運動、この2つを軸に、50代の体を丁寧に使っていく。それが今の自分のテーマだ。5月にして30度を超えた東京を出て、熱帯のアマタ・チョンブリへ向かう。どちらも暑いが、種類が違う暑さだ。どちらの暑さも、56歳の体で受け止めていく。
旅行じゃない。仕事だ。56歳、元気に行ってまいります。
※ この記事は個人の体験と公開情報に基づくものです。特定の疾患の診断・治療・予防を目的としたものではありません。健康上の不安がある方は、医師・管理栄養士などの専門家にご相談ください。詳しくは免責事項をご覧ください。