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明日から山陽へ。旅の前の日は、いつも少し落ち着かない。


6月7日、日曜日。朝の7時48分。

明日から、旅に出る。山陽の方へ、何日かの旅だ。

旅の前は、いつもこうだ

私は、旅の前がいつも落ち着かない。

仕事のことが頭をよぎる。確かにやるべきことはある。でも、今ここで考えても、どうにもなるものではない。わかっているのに、つい考えてしまう。

そして、もうひとつ。

明日は何時に家を出ようか。明日は寒いだろうか。何を着ていこうか。朝ごはんはどこで食べよう。お昼はどこにしよう。そんなことを、あれこれと先回りして考えてしまう。

昔からそうだ。考えすぎる性分なのだと思う。

ワクワクと、ドキドキと

それでも、気持ちはやっぱり弾んでいる。

ワクワクして、ドキドキしている。この感覚は、いくつになっても変わらない。旅の前のこの落ち着かなさは、半分は不安で、半分は楽しみだ。

外を見ると、雲が多い。気温は22度くらい。

ここ最近、少し肌寒い日が続いている。薄手の長袖が一枚ないと、私には少し寒く感じる。明日の服装も、そういうことを考えながら選ぶことになりそうだ。荷物に一枚、羽織るものを足しておこう。

山陽という土地へ

行き先は、山陽だ。

瀬戸内の海に面した、おだやかな気候の土地。広島、岡山、山口。中国地方の南側を、ぐるりとめぐる旅になりそうだ。

正直に言うと、山陽の方へ足を伸ばすのは久しぶりだ。若いころに一度通り過ぎたことはあるけれど、ゆっくり腰を据えて歩くのは初めてかもしれない。瀬戸内の海はどんな色をしているのだろう。山あいの道は、どんな景色を見せてくれるのだろう。

地図を眺めながら、行きたい場所を思い浮かべる。海沿いの道。古い町並み。道の駅。地元の人が通う食堂。観光地らしい場所もいいけれど、私はどちらかというと、その土地の暮らしが見える場所に惹かれる。

スーパーマーケットや市場をのぞくのも好きだ。地元の野菜、地元の魚、地元の調味料。並んでいるものを見るだけで、その土地の食文化が伝わってくる。先日のタイの旅でも、現地のスーパーを歩くのがいちばん面白かった。山陽でも、きっとそういう発見があるはずだ。

旅先で、何を食べようか

旅の楽しみの大半は、やっぱり食事だ。

朝はどこで食べよう。昼はどこにしよう。スマホで店をいろいろ眺めながら、想像をふくらませる。この時間が、また楽しい。実際に行ってみると違うこともあるけれど、それも含めて旅だ。

発酵食品が好きな私としては、その土地ならではの漬物や、味噌、地の酒があれば、ぜひ味わってみたい。山陽の食文化に、どんな発酵の知恵が息づいているのか。今から楽しみにしている。

瀬戸内といえば、海の幸も豊かだ。新鮮な魚に、地元の醤油。広島ならお好み焼き、牡蠣。山口の方まで足を伸ばせば、また違った味に出会えるだろう。考えているだけで、お腹がすいてくる。

それに、旅先では体調も気になる。私はここ最近、腸の調子を整えることを意識して暮らしている。発酵食品を欠かさず摂って、よく歩く。旅に出ると食生活が乱れがちになるけれど、その土地の発酵食品を上手に取り入れれば、かえって腸にいい旅になるかもしれない。そんなことも、ひそかに楽しみにしている。

さあ、旅支度

日曜の朝、少しだけ用事を済ませてきた。

これから家に戻って、荷物をまとめる。着替えを用意して、忘れ物がないか確認して。旅支度をしている時間そのものが、もう旅の一部のような気がする。

明日からの数日、山陽でどんな景色に出会えるだろうか。どんな味に出会えるだろうか。

落ち着かない気持ちのまま、それでも顔がにやけてしまう。そんな旅立ちの前日だ。


旅の前のそわそわは、たぶん一生治らない。それでいいと思っている。

※ この記事は個人の体験と公開情報に基づくものです。特定の疾患の診断・治療・予防を目的としたものではありません。健康上の不安がある方は、医師・管理栄養士などの専門家にご相談ください。詳しくは免責事項をご覧ください。